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2009年1月26日 (月)

モアレ

モアレというのは木目(杢目)という意味です、もとは確かフランス語。
洋服でいうところのモアレ、は同じ生地を同じ地の目で重ねたり、芯を貼ったりすると起こることが多いもの。
芯を貼った部分にモアレが出てしまうのは、ある意味失敗です。
本来、その生地の模様ではない模様(木目)が浮き出てしまうのですから。
だからモアレはいつでも出さないようにと、芯地を替えたり地の目をずらしたりしていました。ところが先日。
いつもお世話になってる先生からいただいたラテンドレスのオーダー。
今度のパートナー先生はその体型その他から、ラテンらしい肌を目一杯露出したドレスよりネット地を使った方が、かえってセクシーで、雰囲気が出せるのではということで黒の薄手のパワーネットを使うことに決定。
私はてっきり一枚で透けさせる。。。と思っていたのですが、思いのほか先生の肌は白く一枚ではちょっとアンバランスかも、ということで2枚重ねにすることに。
透け具合を見ようと生地を2枚重ねてみたところで、くだんの、モアレ発生。
私は慌てて!?地の目をずらそうとしたらリーダー先生は「いや、モアレが出たならそれはそれで地模様ぽくてかえって良い」と仰るではありませんか。
私は目から鱗が落ちる思いでした。
これまでやってたリアルクローズでは、モアレが出てしまうというのはすなわち失敗を意味していました。
だからいつでも出さないように出さないように、とやっていたのに今度は逆に喜ばれることがあろうとは。芯を貼った部分にモアレが出るのは一部だけモアレ・・・ということで変ですが、今回は全体が2枚重ね=満遍なくモアレ、なので全然おかしくなんてなかったのでした。
見方を変えるとこんなにも変わる、これまで悪者!?だったものがセールスポイントになるなんて、と思い知らされた出来事でした。

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