ドレスのパーツのことなど

2016年9月19日 (月)

マラボーを染めました

先日、初めてマラボーを染めました。

今、承っているオーダードレスの襟ぐりの装飾に、スカート部分と同色のマラボーを使いたい、というご希望をいただいたので、早速、生地と一緒に探しました。
が、3軒回っても、似た色は何色かあれど、しっくりくる色がどうしても見つからない。。。(汗)


考えあぐねた挙句、染めることに。。。
これまでにも、レースモチーフや生地を染めたことは何度もありますが、マラボーというか、羽根モノを染めたのは実は初めて(^^;)
そもそも、ダイロンで染まるだろうか???と思わなくもありませんでしたが、ちょっとぐぐってみたら、けっこう染めてる方は多く、大丈夫そう。
ダイロンのカラーバリエーションには、どんぴしゃの色があって、調色しなくてもすんだのも、ありがたいことでした。

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染め終わって、染色液を水で洗い流しているところ


Fbp160918b
干してます。。。

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少し乾いたところで、ドライヤーをかけて完全に乾かしてできあがり。
今回、結構乾いてからドライヤーかけたので、ふわふわ感が少し落ちてるかも。。。(汗)

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2015年4月25日 (土)

ディテールデザイン(身頃の装飾)

もうずいぶん前になりますが、お作りしたスタンダードドレスの身頃部分です。

ゴールドのモチーフと、ところどころに散りばめられた大きめのドロップ型ストーンがポイントです


2d


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2011年9月24日 (土)

今日のお直し

デザインする側としては、身頃やスカートその他のパーツとのトータルバランスで考えてデザインしてるわけですが、着る側としては「いいんだけどここだけがイヤ」というのはわりとよくあることかと。。。
ということで今回は胸元についたフリルを外すお直し。
このドレス、身頃は黒でしたがリボン刺繍が施された生地が使われていたためか、フリルを外しても一気に地味になってしまう、ということはありませんでした。
A110924


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2010年1月13日 (水)

ディテールデザイン その4(パソドブレ)

D100112_2
これもディテールデザインといってよいかどうかは判らないけれど。
スタンダードドレスのスカートにも、かなりのフレアが入っていますが、パソドブレ用のスカートにはもう少し多めにフレアを入れます。
裾を持って腕を振る、振り付けがあることが多いからです。
このスカートの裾のフリルは1.5倍
1倍タイプもあるようですが、やはりフレアは多い方がフリルが映えると思います。
加えてフリルの端にはテグスを入れているので、とてもよく踊ります。

D100112b
こちらは立ち姿
案外スレンダーなシルエットです。

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2009年11月30日 (月)

ディテールデザインその3(スタンダード)

D091130ふわふわのバングル
とにかく上半身の華奢な方なので、少しでもボリュームをだすために。
羽根もの、じわじわと復活しているようです。。。


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2009年10月24日 (土)

インナーボディ

とても今さらではありますけれど
私がドレスをお作りするときに使うインナーボディです

意外とインナーボディの写真を撮る機会はなかったもので
すぐドレスと合体させてしまうんですよね。。。

D091024aこちらは前、胸元のV字カットはできるだけシャープにしたつもり

D091024bこちらは後ろ、お尻のふくらみをなるべくつぶさないように

スタンダード、ラテン、共通です

後の開き(露出)の度合いはそのときのデザインによって、もちろん変わります
これは基本ラインです

だいたいどこのドレスメーカーも似たり寄ったりという話しもあるのですけれど(苦笑)


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2009年9月20日 (日)

生地のこと

いつもいく生地屋さんで、よく買うサテン地の生地見本帳は持っていたのですが。

D090920ときどき買う生地屋さんでも同じサテンを扱ってるとばかり思ってたら、どうもメーカーが違うようで色展開が違う!ということで、サンプル用にととりあえず、まだ持ってない色を3色ばかり調達しました。

生地の種類としては同じ分類なので、メーカーが違うといっても見た目にそんなに違いはありません。
でも色数は多いに越したことはありませんから。

軽さと光沢を考えたためでしょう、パールシフォンのドレスが最近は増えたように思います。
それはそれでもちろん素敵なのですが、デザインによってはサテンの光沢が恋しいときも多々あります。
でもやっぱりサテンは重い、というイメージがあるかなー(苦笑)
サテンにもそれはそれは種類がありまして。
軽くて薄い!。。。タイプは光沢が安っぽくなってしまうこと多し。
では光沢重視となるとウエディングサテンなどにありますが、厚くて重みも少なくない。

そんな中で、私が使ってるサテンは薄くて軽い方なのに、きれいな光沢が出るタイプ。
でも重みを単純に比較するとパールシフォンに負けてしまうかな(苦笑)
見た目を取るか、重さ(着心地)を取るか。
悩ましいところではあります。
サテンを使ったときは、いえ、そうでないときもアンダースカートやペチコートには軽いオーガンディやシフォンを使って、できる限り重さを抑えています、もちろん。

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2009年2月26日 (木)

ディテールデザインその2(スタンダードドレス)

D090225
ドレスの共布のサテンで作った巻きバラ
とてもボリュームが出るので、たくさん並べ過ぎないのが野暮ったくならないコツでしょうか。

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2009年2月 7日 (土)

ディテールデザインその1(メンズラテン)

D090127a
合皮のカフスにモチーフをあしらっています。
モチーフには石も付けて。。。
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袖口にギャザーをたっぷりとって。
カフスも厚みのある芯を入れてかっちりさせています。
でも接着芯ではないので軽く、ごわつきがありません。


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2008年10月17日 (金)

ジャパンクリエーション

ビッグサイトで開催されていた、ジャパンクリエーションへ行って来ました。
普段、お世話になっている生地屋さんの品揃えももちろん素晴しいのですが、もっと違う生地もないか探したくて。私の経験から関東と関西では生地の流通ルートに多少の違いがあるようにも思ったので。。。
行った甲斐はありまして、初めて見る生地を幾つか見つけ出し、スワッチ(生地サンプル)を送っていただけるようお願いもしてきました。

当然といえば当然なのですが、生地屋さん(工場&商社)によって得意とする生地はそれぞれ違います。
私は今回、ドレス用生地に絞って見て回りましたが、フォーマルを得意とされる商社さんにはオーガンディからシフォン、ジョーゼットそしてそのどれにもあてはまるようなしなやかなで光沢のある生地、その他でいっぱいでした。
担当者さまもさすがで、ダンスドレスをと言うとならばこれを、と即座に出してもくださって。

この生地でフロートを作ったらライトに映えそう、とかスカートに使ったらよく踊りそう、と夢が膨らみました(笑)

探していた色のパールシフォンは残念ながら見つけられませんでしたが、代わりになりそうな生地やアクセントに使えそうなシャンパンゴールドの生地も見つけられ、大満足で帰途につきました。
ダンスドレス用の生地は海外、特にヨーロッパの生地を使うことも多いですが、探せば国内にもいい生地メーカーはたくさんあると思います。

お願いしたサンプル帳が届くのが楽しみです。

081019b_4こちらは木馬で頂いたリボンのサンプルたち。ドレスのアクセントに使えそうな、ラメを織り込んだリボンテープも幾つか見つけられました。

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